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今回は、妻坂峠頂上からのスタートです。
※妻坂峠頂上までは、既出の妻坂峠のページをご参照下さい
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2月の積雪期に登ったため、一面雪に覆われている状態でした。
生川から妻坂峠を通過した後、延々と長い登りが続きます。
防火帯なのか、この道は斜面に対してまっすぐ開かれていて、勾配もまずまず急なので、夏場はきついところです。
キリが無く続くつらい登りに、犬もウンザリ顔・・・・・のようにも見えます。
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急登の途中、一本だけ赤裸の木があります。
この様な種類の樹木なのでしょうか?
あまり植物の知識が無いので名前はさっぱり分かりませんが、
とにかく目じるしになることは確かです。 |
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長い直登の坂の終点らしき雰囲気がしてきました。
やっと頂上か? |
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と思いきや、なんら道標のない小ピークでした。
景色もさほどのことはなく、ピークの向こうにさらに続く道が見えるだけ。 |
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防火帯の切り開かれた明るい道が続きます。
少し平坦な道が続いた後、またも急坂が始まります。
と、こんな感じで直登の急坂が3つぐらいあったでしょうか。
まあ、山を登ってるんだから登り坂があるのは当たり前。
諦めましょう・・・ |
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やがて岩が増えてきたところで、また上り坂の終点が見えてきます。
今度は頂上か?
いや、違うかもしれない。期待するとガッカリするかも・・・ |
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・・・などと考えているうちに小ピークです。
案の定、ここも頂上ではありません。
有間山方面の支尾根との分岐地点です。
「鳥首峠に至る」の方向に進むと、
ウノタワ→鳥首峠→有間山→日向沢ノ峰と続き、長沢背稜へ到達します。
ここは展望が非常に良く爽快。
横瀬双子山や伊豆ヶ岳、飯能・入間市街まで一望できます。 |
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あとは山頂を目指すだけ。
多少岩場の増えてきた道を5分程度登ると、木の標識が見えてきます。
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そして、ついに大持山の山頂に到達。
トレースもなく、雪が降ってから今日まで、誰も登ってきた人がいないことが伺えます。
新雪の山頂に初の第一歩を刻む瞬間は、雪山ならではの醍醐味でしょう。
狭い頂上には新旧2つの木製の道標と、三角点の石、それに丸太が何本か置いてあります。
山頂にはベンチがあると何かで読んだ気がしたが、それはこの丸太の束のことか?
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大持山の標高1294.1mを示す、横瀬町の標識が立っています。
カラー図案入りのこの標識、最近あちこちで見かけます。
徒歩でしかこれないこのような場所に設置する人がいるのだから、大したものです。 |
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山頂からみえるのは有間山か長沢背稜か。
眺めていると、今度はそこに行ってみたくなるのだから不思議です。
「あなたはなぜ山に登るのか?」「そこに山があるから」
という歴史的な問答がありましたが、私が山に登るのは、山を見ているとそこに行ってみたくなるからなのです。 |
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